MSシャーシのデモカーを作る!Part1
デモカーの製作目的
今回はMSシャーシのデモカーを作ります。
デモカーを作ることで、基本的なチューニングのほか、大会などで勝つための実戦的なチューニングの方向性を探っていきます。みなさんのMSシャーシチューニングの参考にしていただけると幸いです。
マシンはというと…
では早速マシンを見てみましょう。これが初期段階のマシンです。
まったく速そうには見えませんね…。これならそこら辺の小学生にも勝てるわけがありません。ということで、まずは基本的なチューニングから行います。
基本チューニングその1
「ベアリング化」
「ベアリング化」
まず行うべきは、「フルベアリング化」です。
ミニ四駆のキットに元から入っている純正の樹脂+ハトメでは、摩擦による抵抗が大きいので、これらをすべてベアリングに交換します。ベアリングは樹脂より耐久性が高く、回転時の抵抗も小さいので、交換することで大きな効果が得られます。交換するのは車軸、ギヤ軸です。本来はローラーもベアリング化するのですが、これについては後の記事で細かく紹介します。車軸に使うのはGP.111 丸穴ボールベアリング4個セットです。これをシャーシのこの部分に入れます。(620ベアリングについては別記事で紹介します。)また、ギヤ軸はMSシャーシ用のギヤベアリングを使います。中身は520ベアリングです。これをMSシャーシのカウンターギヤの中に入れます。これでベアリング化はひとまず完了です。