2017年11月18日 MAチューニング

MAシャーシをチューニング!Ver2


1.はじめに

今回はMAシャーシチューニングの第2弾です。今回はフラットコース向けのセッティングとなっています。前回紹介した基本編からはかなり大幅に変わっています。なぜかというと大会に向けて大幅な改造が必要となったからです。(簡単に言うと周りよりかなり遅かったからなのです...)

2.チューニング紹介

まず大きく変わったのは、シャーシ本体です。

シャーシ

前後のバンパーをすべて切り取りました。残っているのはFRPプレートを取り付けるビス穴だけです。これによって、マシンの大幅な軽量化ができました。MAシャーシ自体が耐久性の高い素材で作られていますので、大きく削っても極端に寿命が短くなることはないと思います。


また、前後バンパーのほか、電池ホルダーの部分も半分ほど削っています。これで電池がずれたり脱落したりすることはありません。
さらに、電池ホルダーの前後からリヤバンパーにかけて、この6か所を加工しました。小さな部分ですが、少しでもシャーシを軽くするために行いました。

フロント

フロント部分を見てみましょう。ローラーは
9mmボールベアリングセット
を使用しました。また、切り取られたバンパーの、根元に残したビス穴に、FRPマルチワイドステーを取り付けています。その上から取り付けているのはFRP補強プレートです。これは、コーナリング時にFRPプレートがたわんでスラスト角が変化するのを防ぐためです。
コーナリング時にはシャーシ・FRPプレート・ローラー・ビスなどにものすごい力がかかります。最悪の場合ビスが曲がったり、FRPプレートが割れたりします。それが大会の決勝戦で起きてしまったら、たまったものではありません。ですので普段の走行時から、このようなローラー周りの対策はしておきましょう。大きな改造をせずとも、細かい点から注意して1つずつ丁寧にセッティングすれば、マシンはおのずと速くなります。
チューニング紹介に戻ります。左右のローラーに注目してみましょう。どちらにも
ローラー角度調整プレートセット
がつけられています。ちなみにMAシャーシのバンパーには最初から3度のスラストがつくようになっています。

左側は四角(2度)のプレートを、角度が小さくなる方向に挟み、スラスト角は1度です。

一方の右側は、六角(3度)と四角(2度)の2枚を、角度が大きくなる方向に挟んであるので、スラスト角は驚異の8度です。
なぜこのようなセッティングになったかというと、フラットコースではレーンチェンジで飛び出してしまうためです。このマシンはもともとフラットコースでの大会に向けて作ったマシンなのですが、実際に走らせるといつもレーンチェンジで飛んでいました。大会当日もセッティングを変え続けた結果、スラスト7度でコースアウトし、8度でようやく無事にレーンチェンジを通過することができました。LC前でのコースの状況にもよりますが、平均速度が高くなるフラットコースでは、LC対策でスラストは強めにつけましょう。ただしつけすぎると今度はLC以外のコーナー速度が落ちてしまうので、LCから飛び出さない最低限のスラストだけをつけるようにしましょう。

リヤ

リヤ部分も見てみましょう。フロントと違って、いたってシンプルです。ローラーは
19mmプラリング付アルミベアリングローラー
、プレートはスーパーXシャーシ・FRPリヤローラーステーを使用しました。

右上のローラーにだけ3度のスラストをつけています。フロント同様、LCでのコースアウト対策ですが、コーナーの直後にLCがある場合はリヤのスラストも検討しましょう。ある程度のストレートがある場合は必要ないと思います。

その他

ホイールと軸受け(丸穴ボールベアリング)の間に、19mmローラー用のスペーサーを挟んでいます。ホイールとベアリングの間の抵抗を小さくするためです。だいたい紙1枚ほどの隙間がベストと言われています。

ギヤカバーから飛び出しているこれは、クリヤボディを取り付けるためのビスです。事前に穴をあけておいたボディをとおし、上から細いゴムチューブで止めればOKです。ゴムチューブはジュラルミンプレートや、ARシャーシのFRPプレートに付属しています。

3.終わりに

今回のチューニング紹介はいかがだったでしょうか?今回のマシンはフラットコース向けにチューニングしましたが、次回は立体コース向けにリチューニングしたいと思います。また、MAシャーシ以外の、MSシャーシやARシャーシ、XXシャーシのチューニングマシンも順次紹介する予定です。